戦争犠牲者追悼法要

戦争犠牲者追悼法要

以前ご案内していました通り、8月8日(火)13時30分より浄楽寺にて「戦争犠牲者追悼法要」を勤めさせていただきました。八幡大空襲や戦争における犠牲者、そのご家族やお子様たちの大きく傷ついた人生がいかに大変だったかを想いながら、私たちがどのように生きていくかを考えさせられる時間でした。

追悼法要の後、1985年に映画化された、中尾町子さん原作「ムッちゃんの詩」を皆さんで鑑賞しました。

出征した父が無事であることを信じ食堂で働いて一家を支えている母、弟の面倒をみているムッちゃん。
横浜大空襲で母と弟を亡くし、大分でただ一人の身内の従姉に面倒を見てもらうことに。
その従姉は料亭の住み込み女中でしたが、ムッちゃんを料亭に住ませてもらうために座敷に出て客の相手をするように。
その後、肺病になったムッちゃんは料亭から追い出され、防空壕で暮らすことに。
面倒を見てくれていた従姉も大分大空襲で亡くなり、ムッちゃんも防空壕で亡くなってしまった。

戦争の直接の犠牲者だけでなく、そのご家族やお子様たち全ての方も戦争犠牲者のような気がします。
二度と戦争が起こらないように、また起こさないようにしなければいけないですね。

戦争犠牲者追悼法要
献花の様子
戦争犠牲者追悼法要
追悼法要後、住職からのお話し
戦争犠牲者追悼法要
「ムッちゃんの詩」鑑賞後、前住職からのお話し
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